| 黒潮流れる太平洋に向かって、険しい山々が近く迫っている南国土佐の風土は明るく美しいが、反面、山と海の対比はきびしく、激烈である。 高知県出身の昭和・平成の作家も、ふるさと土佐に材をとる人が多い。しかも明快に両極に立ち、上林暁のごとく調和的に自己を語る作家もあれば、田中英光のように破滅的に自己を描く作家もいる。 女性作家たちも南国的情熱でエネルギッシュな活躍をみせ、大原富枝、宮尾登美子あるいは倉橋由美子など、極端に対比的な様式の作品を生み、写実的、抽象的に女性のすがたを追求している。 |
■田中英光(1913〜1949)
■タカクラテル(1891〜1986)
■上林暁(1902〜1980)
■田宮虎彦(1911〜1988)| ■小山いと子(1901〜1989) | ![]() |
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■大原富枝(1912〜2000)
■安岡章太郎(1920〜)
■清岡卓行(1922〜2006)
■宮尾登美子(1926〜)