マルク・シャガール展 《悪童たち》
会期: 2011年1月31日(火)~2012年3月31日(土)会場: 第1展示室
観覧料:一般350(280)円・大学生250(200)円 高校生以下無料
* ( )内は20名以上の団体料金
* 年間観覧券(2500円)所持者は無料
*身体障害者手帳、療育手帳、障害者手帳、戦傷病者手帳および被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)、高知県及び高知市長寿手帳所持者は無料
油彩画
| No. | 作 品 名 | 英 名 | 制作年 | 寸法(cm) |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 村の祭り | The Kermes | 1908 | 68.0×95.0 |
| 2 | 空を駆けるロバ | The flying Donkey | 1910 | 55.0×46.4 |
| 3 | 路上の花束 | Flowers on the Street | 1935 | 90.2×116.7 |
《悪童たち》
1958年刊行(フランス愛書家協会、フランス)
ヴェラン・ダルシュ紙にエッチング、アクアチント
全10点 約37.0×27.0cm
※作品に個別のタイトルは付けられていません。
《悪童たち》は、南フランス生まれの批評家であり詩人のジャン・ポーラン(1884~1968)の短編小説に挿絵をつけたものです。
これまで出版されたシャガールの銅版画による挿画本は、《聖書》や《ラ・フォンテーヌの寓話》などのように手彩色が施されたものもありますが、基本的には単色で刷られていました。
シャガールはこの《悪童たち》で、初めて本格的な多色刷り銅版画に着手しました。アクアチントの技法も使用され、シンプルな構成と淡い色彩が軽やかな印象を与える作品となっています。
◆単品の版画
No |
作品名 |
作品名(英名) |
制作年 |
技法 |
寸法(cm) |
1 |
村とロバ |
The Donkey and the Village |
1984 |
アルシュ紙にリトグラフ |
34.0×26.5 |
2 |
空 |
The Sky |
1984 |
アルシュ紙にリトグラフ |
61.5×48.3 |
3 |
優しさ |
Tenderness |
1983 |
アルシュ紙にリトグラフ |
45.5×31.5 |
4 |
曙 |
Dawn |
1983 |
アルシュ紙にリトグラフ |
31.0×22.2 |
5 |
魔法の飛行 |
The magic Flight |
1980 |
ヴェラン・ダルシュ紙に |
94.8×59.8 |
6 |
冬の太陽 |
Winter Sun |
1974 |
和紙にリトグラフ |
48.0×32.5 |
7 |
夢の青空 |
Blue Sky of Dream |
1984 |
アルシュ紙にリトグラフ |
66.0×42.0 |
8 |
水浴するバテシバ |
Bathing Bethsabee |
1980 |
アルシュ紙にリトグラフ |
43.2×34.4 |
9 |
パリの空に |
Over Paris |
1970 |
ヴェラン・ダルシュ紙に |
39.0×54.5 |
10 |
夢想 |
Reverie |
1969 |
リトグラフ |
30.5×41.0 |
11 |
花束と遊覧船 |
Bateau-Mouche with Bouquet |
1960 |
和紙にリトグラフ |
39.5×30.0 |
12 |
梯子 |
The Ladder |
1957 |
ヴェラン・ダルシュ紙に |
27.0×21.0 |
13 |
竪琴を持つダビデ王 |
King David with a Harp |
1979 |
和紙にリトグラフ |
34.5×27.0 |
14 |
祝祭のパリ |
Paris in Festival |
1982 |
リトグラフ |
39.7×51.7 |
15 |
青いアトリエ |
The blue Studio |
1983 |
リトグラフ |
50.6×35.0 |
マルク・シャガール
Marc Chagall (1887-1985)
ロシア、現在のベラルーシ共和国にある寒村ヴィテブスクの貧しいユダヤ人の家庭に生まれ、帝都ペテルブルグの美術学校で学ぶ。1911年から14年までパリに住み、詩人サンドラール、アポリネールらと親交を結ぶ。キュビスムの空間的効果、ドローネーらの鮮烈な色彩表現に影響を受けたが、子供の頃の記憶からイメージを引き出し、詩的で豊穣な、シャガールならではの幻想的な様式を展開。1914年、ベルリンの表現主義の牙城シュトゥルム画廊で個展を開催、その後も同画廊と関係を保ち、ドイツ表現主義の運動に影響を与える。二度にわたる世界大戦の戦火や、ヨーロッパ中を踏みにじったナチ政権によるユダヤ民族迫害、アメリカへの亡命、制作の霊感の源であった愛妻ベラの死去など、さまざまな苦難を乗り越えて画業を深め、世界中の人々に愛と希望を与え続けた。1950年から南仏のヴァンスに定住し、晩年にいたるまで旺盛な制作意欲を発揮したが、1985年に惜しまれつつ逝去。享年97歳。
年間観覧券所持者(2,500円)は、無料でご覧いただけます。













