
リトアニアからアメリカに亡命、ニューヨークを拠点に映像作品の制作、上映、 保存活動を続ける個人映画の大御所、ジョナス・メカスが3度目の来日を果たし、 東京 → 沖縄 → 名古屋 → 高知をカメラと共に旅します。 ジョナス・メカスは、「リトアニアへの旅の追憶」に代表される日記映画の第 一人者として、世界中の人々に感銘を与えてきただけでなく、アメリカのインデ ィペンデント映画シーンの戦闘的擁護者として、世界の非商業映画の発展に貢献 してきた先導者です。彼の活動と著書「メカスの映画日記」の美しく熱いメッセ ージは、世界中の映画作家や映画ファンに希望と勇気を与え、インディペンデン ト映画の精神的支柱として、多くの人々の心の中に生き続けてきました。 その彼が5年ぶりに来日し、高知を含む南方ルートを巡ります。高知での出来 事、人々との出会いの様子がメカスによって記録され、以前の旅のフィルムと合 わせて、新作として完成される予定です。 高知県立美術館では、最も有名な「リトアニアへの旅の追憶」(35ミリ・ニ ュープリント・日本語字幕付)とメカスの持参する日本初公開となる作品5本( 2時間弱)を上映します。併せてメカスによる自作の詩の朗読、メカスとの対話 を行います。メカスは詩人としても優れた作品を数多く発表しており、詩集「森 の中」「セメニシュケイの牧歌」がリトアニア語以外の言語としては初めて日本 語に翻訳・出版されます。 メカスの熱く激しい情熱と、優しく温かいまなざしに、一人でも多くの方に接 して頂きたいと願っています。
日時 ’96年4月6日(土)
主催 (財)高知県文化財団・高知県立美術館 メカス日本日記の会 後援 高知新聞社・RKC高知放送・KUTVテレビ高知・ NHK高知放送局・FM高知