The REIZEI family


平安・鎌倉の歌人、藤原俊成、定家を祖とする冷泉家は、「和歌の家」として宮中に仕えてきました、そして、営々たる時の流れを経て、現在にいたるまで、公家の年中行事の多くを継承していることで知られています。
また、冷泉家の邸宅は、17世紀初頭に京都御所の造営に伴って形成された公家町の一角(現在の同志社大学の近く)に建てられ、18世紀末の天明の大火の後に再建されて以降、第二次世界大戦までの激動の時代にも災禍からまぬがれ、現存する唯一の公家住宅として重要文化財に指定されています。
この冷泉邸は、平成7年より保存のための全面的な解体修理工事が進められています。この解体修理工事とともに御文庫と呼ばれる典籍類が納められた蔵や道具蔵も本格的な調査がなされました
本展ではこうした調査の成果として、冷泉家に伝えられている様々な調度、華やかな絵画、遊び道具によって江戸時代の公家の雅びな生活を紹介するとともに、歴代の冷泉家当主にゆかりのある典籍なと秘蔵の品々約110点が出品されます。
また、今回、山内家に伝わる冷泉家にゆかりの典籍や、和歌に親しみ、名君としても知られる土佐藩九代藩主山内豊雍の和歌書など、高知ならではの出品も予定しています。
宮廷を中心とした公家の文化は、武士、町人のあこがれでもあり、大きな影響与えました。「わび」「さび」だけではない「雅び」の世界をお楽しみください。

2000年12月24日(日)〜2001年2月4日(日)


開館時間: 午前9時〜午後5時(入場は4時30分まで)
※ 12月24日は開展式のため午前10時に開場いたします
休館日: 12月25日(月)、28日(木)〜1月4日(木)、1月9日(火)、15日(月)、22日(月)、29日(月)

観覧料: 一般850円(650円)・大学生550円(450円)高校生以下無料
※( )内は一般前売り及び20名以上の団体割引料金。
身体障害者手帳、療育手帳及び障害者手帳所持者とその介護者(1名)、高知県及び高知市長寿手帳所持者は無料。
前売券発売所:

高知県立美術館ミュージアムショップ・高新プレイガイド・チケットぴあ・チケットセゾン・ブックスウイル・サニーマート・高知県民文化ホール・高知県庁生協売店



主催: 財団法人 冷泉家時雨亭文庫・高知県立美術館・朝日新聞社
共催: NHK高知放送局
後援: 文化庁・RKC高知放送・KUTVテレビ高知・KSSさんさんテレビ・エフエム高知
協力: 土佐山内家宝物資料館
協賛: 大日本印刷株式会社


関連企画のご案内

記念講演会
日時: 1月21日(日)午後2時〜3時30分
場所: 高知県立美術館ホール(定員399名、聴講無料)
講師: 第25代冷泉家当主 冷泉為人 氏

ギャラリートーク
日時: 1月7日(日)、14日(日)午後2時〜3時
場所: 2階展示室(観覧券をお求めのうえご参加ください)
講師: 川島郁子(展覧会担当)




特別出品
国宝 藤原定家 「明月記」
嘉禄二年春巻
1926年 巻子

期間: 平成13年1月7日(日)〜21日(日)