狂×楽 KYORAKU

―狂言と文楽の共演―

 古代より受け継がれてきた日本の古典芸能、狂言・文楽・能。これらの伝統を受け継ぎ伝える若手演者たちが、たくさんの方々に古典芸能を身近に感じていただきたいと、自主公演としてのコラボレーション公演を実現しました。

 昨年好評を博した「文楽」公演に、狂言や和太鼓をはじめとする古典芸能が加わり、世代を問わず楽しんでいただける内容の公演になっております。

 さまざまな古典芸能が一度に、まして、一つの演目を共演するのは通常公演でめったに観ることのできない貴重な公演です。

 日本人であることを誇り、また日本の伝統を重んじる演者たちの舞台を楽しんでいただきたいと思っております。

 お子さまから高齢の方まで、たくさんの皆様のお越しをお待ちしております。
 ぜひ皆様で、ご覧にお越しください。


平成18年2月3日(金)・4日(土)

3日 開場/午後6時 開演/午後6時30分

4日 開場/午後1時30分 開演/午後2時

小中学生向け
文楽ワークショップ(参加希望方はこちら)
2月4日(土)午前11時〜正午

高知県立美術館・能楽堂


入場料(税込)

前売 3500円 (当日4000円)

※全席自由席となっております。

■はりまや橋から土電電車「ごめん」「領石」「文殊通」行で15分「県立美術館通」下車徒歩5分

■土電バス「高知医大」行・「県立美術館」下車すぐ

■空港連絡バス「西高須通」下車徒歩10分

■車・タクシーをご利用の場合はJR高知駅から20分、高知インターから10分(無料駐車場は普通車144台、バス専用10台)

チケット販売

・高知県立美術館ミュージアムショップ 088-866-8118

・高新プレイガイド 088-825-4335
・高知大丸プレイガイド 088−825-2191

主催/文楽新世界実行委員会

  高知県立美術館
(高知県文化財団)

共催/翔の会

後援/高知県教育委員会・高知市教育委員会・NHK高知放送局・高知新聞社・RKC高知放送・KUTVテレビ高知・KSSさんさんテレビ・司牡丹酒造(株)

協力/なんでもかまんき高知で一番になる互助会

公演のお問合せ

有限会社ループ 

TEL06-4305-0765



[演目・出演者]

・和太鼓 「ヶ島」・・黒拍子
・能管 「五様蘭曲」・・野口亮

・文楽 「二人三番叟」

太夫・・・竹本相子大夫  豊竹靖大夫

三味線・・・鶴澤清志郎  鶴澤清丈'

人形・・・吉田玉佳  吉田一輔

・狂言 「盆山」・・中本善幸  小笠原 匡
・落語 「当日のお楽しみ」・・桂かい枝

・狂楽 「刀こぶ」・・大名 小笠原匡

          昆布売 吉田玉翔(人形)

[刀こぶ] あらすじ

 共を連れず、みずから太刀を持って出掛けた大名が、通りかかった堺の召しの塩昆布を売る商人に声をかけ、同道を強いる。

 脅されて無理に太刀まで持たされ、従者扱いされた昆布売りは、やがて我慢ができなくなってしまう・・・・。

                           [賛助出演]

                    桐竹紋臣  吉田蓑紫郎  吉田玉誉


文楽 狂言 能管 落語

 人形を遣って演じる浄瑠璃のことで、三人で一体の人形を動かす人形遣い、きっかけや情景描写を音で表わす三味線、ナレーション・セリフすべての登場人物を一人の語りで演じる太夫によって日本人のこころ根付く「情」の世界を演じます。
 今回の公演では、土佐清水市出身の吉田玉翔も、人形遣いを務めます。

 底抜けに明るい太郎冠者を主とし次郎冠者、大名、山伏などの親しみやすいキャラクターが登場し、現代に通じる笑いを描きます。日常的な話し言葉で演じられるので内容もわかりやすく、能と共に歩んだ歴史の中で洗練された「笑いの芸術」といわれています。
 今回の「刀こぶ」は、文楽との共演のためにつくられた演目です。

 能の舞台は、能管(笛)・小鼓・大鼓・太鼓の四つの楽器で囃します。各パート一人ずつのオーケストラで、この四つの楽器奏者を総称して、「囃子方」と呼びます。楽器そのものはシンプルですが、音には豊かな広がりがあり、心情や情景描写において重要な役割を担います。
 今回は、竹でできた40センチほどの横笛(能管)の響きをお楽しみください。

 日本の代表的な大衆芸能の一つである落語は、一人の演者が、主に登場人物の会話のやりとりを中心に話をすすめ、最後に落ちをつけて、お客様に楽しんでもらう話芸です。
 小道具として扇子と手ぬぐいを使い、扇子は、筆や箸、煙管(きせる)などに、手ぬぐいは、本や紙入れ(財布)、はては焼き芋などに変身します。



人形浄瑠璃文楽座 人形遣い

吉田玉翔

1975年高知県土佐清水市生まれ。

 清水高校在学中、文楽ファンである母親に連れられて初めて文楽の舞台を観る。高校3年(’93年)の秋、人間国宝である吉田玉男師匠に入門、’95年初舞台に立つ。

 たくさんの方に、特に若い人たちにも日本の古典芸能に触れる機会を持って欲しいと、落語家や狂言師との共演など自主公演を積極的に開催している。