
高知県立歴史民俗資料館:ホーム >展示と催し>企画のご案内
全国で毎年約7,000件の発掘調査が実施されていますが、国民がその成果に実際に触れる機会は、極めて限られています。このため、近年、特に注目された出土品を中心とした展示を構成し、全国を巡回させることにより、国民が埋蔵文化財に親しみ、その保護の重要性に関する理解を深めることを目的としています。
今回は東北から九州に至る各地の旧石器時代から近代までの21遺跡、約500点の出土品を展示します。また、平成22年の秋、特別名勝に指定された「平城宮東院庭園」において行った発掘調査ならびに保存整備事業についても紹介します。
同時開催 地域展「土佐の地震と考古学」
1995年に起きた阪神・淡路大震災以後、日本列島は地震の活動期に入ったといわれています。そして2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)では巨大な津波が東北地方から関東の太平洋岸を襲い、甚大な被害をもたらしました。
さて、歴史上の過去の地震については、古文書や金石文に記録が残されています。近年は、発掘調査によっても地震の痕跡が確認されるようになってきました。今回の展示では中世に発生した南海大地震の痕跡をとどめる四万十市アゾノ遺跡を取り上げています。アゾノ遺跡出土の遺物とともに高知県で初めて発掘調査で発見された、地震による液状化現象でみられた噴砂跡を写真パネルで紹介しています。
また、宝永4年(1707)の宝永の大地震については『土佐神社年表』や棟札などに見られる記述、安政元年(1854)の大地震については人々の惨状と後世への戒めを記した「萩谷名号供養塔」の模型と拓本を展示しています。
今回は、大正12年(1923)の関東大震災や昭和21年(1946)の南海大地震の新聞記事に見られる過去の地震の報道も紹介しています。
(左から)
土偶
相谷熊原遺跡(滋賀県東近江市)縄文時代
縄文時代草創期(約1万3千年前)の大型竪穴建物より出土しました。胴の部分で女性の豊満な乳房を表現しています。
シカの絵画土器
一色青海遺跡(愛知県稲沢市)弥生時代
土器の表面に6頭のシカが頭を右に縦に並んで、赤色顔料(ベンガラ)で描かれています。
四条古墳群木製品
四条古墳群(奈良県橿原市)古墳時代
四条古墳群(5世紀後半~6世紀前半)は7世紀後半の藤原京造営により墳丘が破壊され、周濠が埋め立てられました。その中から大量の埴輪や木製品が出土しました。
力士形埴輪
四条古墳群(奈良県橿原市)古墳時代
頭部に扇形の髷があります。顔面の入れ墨や乳首、腕輪お腹のせり出しなど興味深い表現がされています。
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| 会場 | 高知県立歴史民俗資料館 |
|---|---|
| 主催 | 文化庁、東京都江戸東京博物館、新潟市歴史博物館、静岡市立登呂博物館、九州歴史資料館、 高知県立歴史民俗資料館 |
| 料金 | 観覧料/大人(18才以上)500円、団体(20名以上)400円 |
| 協力 | 九州国立博物館、全国公立埋蔵文化財センター連絡協議会、全国埋蔵文化財法人連絡協議会、朝日新聞社、朝日新聞出版、(財)元興寺文化財研究所 |
| 後援 | 全国史跡整備市町村連絡協議会、高知県教育委員会、NHK高知放送局、高知新聞社、RKC高知放送、KUTVテレビ高知、KSSさんさんテレビ、エフエム高知 |
「発掘された日本列島2011」
2012年1月14日(土) 14:00~16:00 申込要 先着140名
講師 文化庁文化財部記念物課 文化財調査官 近江俊秀氏
会場 2階多目的ホール
「東日本大震災と文化財レスキュー」
2012年1月28日(土) 13:00~15:00 申込要 先着140名
講師 東京文化財研究所保存修復科学センター 副所長 岡田 健氏
会場 2階多目的ホール
「東日本大震災における被災文化財等の救助・復旧活動」
2012年2月4日(土) 14:00~16:00 申込要 先着140名
講師 国文学研究資料館 准教授 青木 睦氏
会場 2階多目的ホール
「発掘された日本列島2011」
2012年1月2日(祝・月) 10:00~12:00 「昔あそび」 申込要
1月9日(祝・月) 10:00~12:00 「鋳型を使ってミニチュア龍馬像を作ろう」申込要・材料費1,000
2月 5日(日) 10:00~12:00 「琥珀で勾玉を作ろう」 申込要・材料費840円
「発掘された日本列島2011」
2012年1月8日(日) 13:00~14:00 予約不要・観覧券要
2月11日(土) 13:00~14:00 予約不要・観覧券要
担当学芸員による展示解説を行います。
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