平成3年5月開館
歴史民俗資料館は、郷土の過去を知ることによって現在の私たちの生活を見直し、未来
を考える場となることを目的に設置されました。そのため、県内の歴史・考古・民俗の各
分野における資料の収集保存、調査研究を行い、その成果を常設展示や企画展示などを通
して広く公開しています。
平成3年4月開設
埋蔵文化財は、昔から人間が大地に残してきた貴重な歴史的資料で、それぞれの地域の
歴史及び日本の歴史を解明する上で欠くことのできないものです。埋蔵文化財センターは、
遺跡の発掘調査研究・資料の整理保存を行っています。また出土した遺物等の公開展示、
現地説明会等も開催しています。
平成3年11月開館
坂本龍馬記念館は、坂本龍馬に関する資料を収集・展示し、近代日本の黎明に生涯を捧
げた坂本龍馬の業績を明らかにするとともに、龍馬への理解を深め、その感性を受け継い
でもらおうと設置されました。
この施設は昭和60年(1985)に龍馬生誕150年の記念事業として、民間有志による実
行委員会が募金を呼びかけ、県もこれに助成し、建設されたもので、その後県に寄贈されたもの
です。
平成5年11月開館
高知県の芸術文化の展開、発信の場として広範な活動を行っています。展覧会では館蔵
品を紹介するコレクション展、テーマごとに内外美術を紹介する企画展を開催しています。
県民ギャラリーは県民の創作の発表の場として、また能舞台を併設した美術館ホールは本格
的なホールとして一般の方々にご利用いただいています。
昭和51年11月開館
県民の明るく豊かな文化生活の向上に寄与するための文化事業の実施や、音楽・演劇そ
の他催物の開催のための施設として設置されました。
文化活動の拠点としての機能と、地域の文化活動を支援・リードする機能の充実を基本
に、貸し館、鑑賞事業だけではなく県民の文化活動のレベルアップと、地域の文化ホール
運営の活性化を牽引する事業に取り組んでいます。
平成9年11月開館
高知県にゆかりのある作家の資料を収集・保存し、その展示等を通して文学への関心、
理解を深めていただくために設置されました。
常設展示としては、土佐文学の礎、近代文学(自由民権運動と文学、反骨の大衆文学、
現代の文学、近現代の詩歌)、土佐ゆかりの作家たちと、寺田寅彦記念室で構成されて
います。また、特別展や文学講座等を開催するとともに、企画展示室、ホール及び茶室は
一般の方々にご利用いただいています。