公益財団法人 高知県文化財団

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文化財団のブログ

造形教室さんにお邪魔しました(9月9日)

2014年09月10日 掲載

9月23日に高知県立春野総合運動公園高知県立工科大学Spacelabの皆さんと造形教室さん(高知市)による「モデル・ロケットをとばそう!」を開催します。美術と様々な分野とのコラボ・ワークショップを行い、いろんなことに関心を持ってもらおう、と今回は〈美術×科学〉に挑戦です。「モデル・ロケット」は実際に火薬をつかって空に打ち上げる、小さいけど本格的なロケットです。ロケット本体の制作と発射はSpacelabさんが、ロケットへの装飾などを造形教室の井関さおりさんと国吉晶子さんが担当します。

8月からずっと雨続きだった高知市もようやく晴天が続き始めた9月9日、造形教室(高知市)をお訪ねし、今回のような〈美術×科学〉のコラボワークショップについてお話をうかがいました。

「火薬など、自分たちの知らない素材の扱い方を教えてもらえるのでとてもうれしいです。科学工作は不思議な現象がみえますよね。例えば、プラスチックのお椀にビニールを張り、その上にお塩をまき、音波をあてると色々な形になります。片栗粉を混ぜた水に音波をあてても不思議な形になるんです。予期せぬ形になるのが面白いので、そういう造形遊びをしてみたいと思っています。工作と科学は意外と近い部分があり、重心の位置や空気抵抗などを考えて、紙飛行機やグライダーをつくって飛ばしたことがあります。でも、火薬で飛ばすロケットは初めてなので、楽しみです。」(井関さん)

メタリックな模様や、飾り用の土台やパラシュートにつける宇宙飛行士などで、自分だけのカッコいいオリジナル・ロケットをつくりましょう!

この晴天が23日まで続いてほしいですねー。

 

★Bunkazaidanキッズ・アート・クラブ「モデル・ロケットをとばそう!」★

日時 9月23日(火・祝)13:00~16:00

会場 高知県立春野総合運動公園 陸上競技場会議室(ロケットつくり)、広場B(ロケット発射)

対象 小学4年生以上中学生 *小学生は保護者同伴

定員 20名(先着順)

申込 (公財)高知県文化財団総務部まで電話、メール、FAX等でお申込みください。

参加費無料

 

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 カッコいい!             パイロットも!

 

「モデル・ロケットをとばそう!」主催・問合せ・申込み先…

(公財)高知県文化財団総務部

〒781-8123 高知市高須353-2 高知県立美術館内

TEL (088)866-8013 FAX(088)866-8008

Mail s-kikaku@kochi-bunkazaidan.or.jp

 

 

三本桂子さんのアトリエにお邪魔しました(9月5日)

2014年09月08日 掲載

文化財団総務部が、子ども向けのワークショップを県内各地で行っているのをご存知ですか?イオンモール高知(高知市)でも月に1回程度開催しているので、ご覧になった方もおられるのでは?“Bunkazaidanキッズ・アート・クラブ”という名前で行っています。

さて、このBunkazaidanキッズ・アート・クラブ、9月は2回行います。23日(火・祝)に「モデル・ロケットをとばそう!」(高知県立春野運動公園)と27日(土)「ぺたぺた・ゆらゆら ミモリョーシカでつくるモビールワークショップ」(イオンモール高知・セントラルコート)です。

9月5日(金)に「モビールワークショップ」の指導をしてくださるイラストレーターの三本桂子さんのアトリエ(高知市洞ケ島)をお訪ねしてきました。引っ越しをされるそうで「さよなら洞ケ島展」を開催中でした。三本さんが描くかわいらしいイラストや、今回のワークショップでの材料になる「ミモリョーシカ」もたくさんありました。どんな内容のワークショップになるのでしょう?「ミモリョーシカ」って何?三本さんにお聞きしました。

 「今回は白い石膏人形に色付けをしたり、段ボールや厚紙をくりぬいて色付けしてモビールをつくります。ミモリョーシカは、作る人形の形が”マトリョーシカ”に似ている、ミモトさんが作る人形なので、”ミモリョーシカ”と名付けました。入れ子にはなっていません。」(三本さん)

モビールとは、小さい飾りなどをバランスをとりながら針金などでつなぎ、空中でゆらゆら揺れるオブジェです。今回のワークショップでは、白いミモリョーシカに参加者が好きな色を塗って、モビールの飾りを作ります。三本さんとの”合作”になりますね!

 これがミモリョーシカです。モビール3 0923

写真左:ミモリョーシカたち。

写真中・右: これがモビールです。

 ★Bunkazaidanキッズ・アート・クラブ 「ぺたぺた・ゆらゆら ミモリョーシカでつくるモビールワークショップ」★

日時 9月27日(土) ①10:00②11:00③13:00④14:00

会場 イオンモール高知・セントラルコート

対象 小学生(小学校低学年は保護者同伴)

定員 各回10名(全40名)

参加無料・当日申込・先着順

 

 

 
 

 

 

「四国へんろ展《高知編》」前売券、好評発売中!

2014年06月25日 掲載

 

 
 
 

この夏開催の「四国へんろ展」。前売券の販売が始まりました。

6月14日の高知新聞の告知に写真が掲載された、第24番札所最御崎寺所蔵の《石造如意輪観音半跏像》(重文)は、県立美術館で15年ぶりの公開。通常は年に一回のご開帳でしか拝観できません。優美で柔らかな姿で全国的にも知られ、ファンの多い仏像です。

前売券は県立歴史民俗資料館、県立美術館ミュージアムショップ(8月1日より販売)、高新プレイガイド他で好評発売中です。お得な前売券をぜひお買い求めください。

重要文化財《石造如意輪観音半跏像》最御崎寺蔵

重要文化財《石造如意輪観音半跏像》最御崎寺蔵

今回は大学生の前売券もあります。

今回は大学生の前売券もあります。

 

 

 

 

四国霊場開創1200年記念「空海の足音 四国へんろ展」高知編を開催します

2014年06月09日 掲載

空海が四国霊場を開創したと伝えられる弘仁6(815)年から数え、平成262014)年は1200年という大きな節目を迎えます。これを記念して四国四県では、それぞれの視点で「遍路文化を紹介する展覧会」を開催します。

高知では、県立美術館を会場に、企画運営を県立歴史民俗資料館が担当するという、これまでにないタッグを組んで、県内の札所に脈々と受け継がれて来た貴重な仏像、絵画、工芸品、仏具、文書、遍路石を一挙に展示。四国内外の空海ゆかりの宝物をあわせ、国宝・重要文化財を含む総数約130件の多彩な作品で、今も四国に息づく遍路文化をご紹介します。

詳しい内容はチラシや県立美術館のHPをご覧ください。展覧会の詳しい内容がわかるチラシは間もなく県内各施設やお店で配布開始!

 

 

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「星空の下のお話会」を開催しました(5月31日)

2014年06月05日 掲載

朗読で星座のお話を聞き、プラネタリウムで星を楽しむ―そんなイベント「星空の下のお話会」を5月31日香美市土佐山田町平山の地域交流施設「ほっと平山」で開催しました。朗読は高知県立文学館の朗読サポーター、プラネタリウムは高知工科大学の天文クラブ〈SpaceLab〉によるものです。香美市を中心に約50名の子どもたちが参加しました。

会場となった「ほっと平山」は廃校になった旧土佐山田町立平山小学校を宿泊・交流施設にリノベーションしたものです。元々学校なので、朗読する”教室”や広々とした場所が必要なプラネタリウムに最適な”体育館”などの施設がばっちり揃っています。

プラネタリウムは黒いドーム状のもので、私たちが到着したときには、体育館内でもう組み上がっていました。空気を送り込んでドーム内の空間を保っているということです(送風機で空気を送る調整が大変だそうです!)。工科大生自作の星の投影機で星座を映し出し、学生のお話やクイズとあわせて星々を楽しみました。

朗読では「おおぐま座」「こぐま座」「かに座」「しし座」など、プラネタリウムで楽しむ星座のもととなったギリシャ・ローマ神話のお話をご紹介しました。英雄ヘーラクレスの活躍や大熊座と小熊座の悲劇などに参加した子どもたちは耳を傾けました。

さて、「ほっと平山」のある平山地区はホタルがたくさん生息することでも知られています。オプションイベントで「星空の下のお話会」の後に、ホタルの観察も行いました。川沿いにすすむと、山や川が光るくらいにホタルが飛んでいる光景に出会いました。

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文化財団ミュージアム見てある記Vol.3 新発見!龍馬の手紙、展示中!

2014年04月25日 掲載

 新年度、新学期になりました。高知は春を通り越して初夏のような陽気です。財団ミュージアムも各館、新しい展覧会が始まっています。それぞれ見どころ満載ですが、今こそ見どころ!は、高知県立坂本龍馬記念館(以下、龍馬記念館)で18日から展示が始まった新発見資料、坂本龍馬から後藤象二郎への手紙でしょう。さっそく、見に行きました!

 

 テレビニュースなどでご覧になった方もおられるかと思いますが、龍馬が暗殺される10日ほど前に書いた後藤象二郎あての直筆書簡(草稿)が新たに発見され、龍馬記念館に寄託されることになりました。

 同館の三浦夏樹主任学芸員にお話をうかがったところ、「全くの新発見。140通ほどある龍馬の手紙の中でも最高レベルの価値」とのこと。大政奉還後の徳川家のあり方や財政問題など重要な内容について記されています。三浦主任学芸員によると、三岡八郎(由利公正)が回顧録に書いてあることとも合致し、「由利の回顧録の裏付けができた」ことが何より重要だそうです。テレビで全国放送がされることもあり、書簡の展示ケースの前は多くの方が熱心に見入っていました。その様子をみて、臨時の(?)ギャラリートークを始める三浦さん、さすがです!

 

 その隣には、4年前に発見された龍馬からの後藤からあてて送った書簡も展されていいます(龍馬記念館蔵)。大政奉還直前に送った、脅迫にも似た激励文だそうです。後藤は物持ちがよくないらしく、彼あての手紙はあまり残っていないとか。そういう意味でも貴重な資料です。

 龍馬直筆の手紙を前にすると、高校のとき、日本史の授業で習った幕末が、なんだか身近におこった出来事のように思えてきます。これが歴史系博物館の醍醐味かもしれません。

 

 新発見の龍馬直筆の書簡は6月1日までの特別展示です。もうすぐやってくるゴールデンウィークはぜひ龍馬記念館にお越しください。

 

 *連休期間中、交通渋滞回避のため一部道路を封鎖するそうです。お気をつけください。

  渋滞情報についての詳しい情報は→こちら

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 これが今回新たに発見された龍馬の手紙(草稿)です。

  

 

高知県文化財団ミュージアム・イベント・ガイドを発行しました!

2014年04月14日 掲載

こちら。

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 当財団のミュージアム・イベント・ガイド(2014年度上半期分)です。

 2014年4月から9月の間に開催される高知県文化財団各施設主催のイベント情報が一目で分かるようになっています。

 開催中のイベント、これから予定されている展覧会、たくさんあります。

 今度のお休みはここに出かけてみようかな、次の連休はちょっと遠出してあの展覧会に行ってみようかな、などなど。

 ガイドを眺めながら、あれこれ思いを巡らせていただけたらうれしいです。

 皆様それぞれの、お気に入りのイベントが見つかりますように。

 こちらのイベント・ガイドは、高知県文化財団の各施設や図書館、公共施設などで好評配布中。

 ぜひ、お手に取ってみてください。

 

 

【終了】4月13日(日)、オペラリサイタル「お龍と龍馬~歌とピアノで愛の讃歌を~」が開催されます!

2014年04月10日 掲載

 つい先日、龍馬が暗殺される直前に後藤象二郎に宛てて書いた手紙の草稿とみられる文書が発見された!という報道をご覧になった方もたくさんいらっしゃると思いますが、その坂本龍馬の愛の物語をオペラで演じる催物が今週日曜日に開催されます。 

 出演は、高知出身のソプラノ歌手示野由佳さんと、ウィーン在住のテノール歌手ディーター・パッシングさん。

 お二人がお龍と龍馬の愛の讃歌を歌い上げます。

 150年前の、お龍と龍馬の愛の物語をもとに新しく生まれた歌をぜひ聴きにいらしてください。

  〇日 時 : 2014年4月13日(日) 開場13:30 開演14:00

  〇会 場 : 高知県立県民文化ホール(オレンジホール)

  〇入場料 : 前売1,000円 当日1,500円  ※小学生以下は、入場無料です。

         前売券の販売は12日(土)まで、下記の販売所でお買い求めください。

           高知県立坂本龍馬記念館 ・ 高新プレイガイド ・ 高知県立県民文化ホール

           高知県立美術館ミュージアムショップ

  〇主 催 : 高知県立坂本龍馬記念館(TEL088-841-0001)

      ★詳しくは→こちら

        

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文化財団ミュージアム見てある記Vol.2 

2014年02月20日 掲載

昨年末から大雪が続きますね。財団ミュージアムがある高知市・南国市では雪が積もることはないですが、高知県の山間部では積雪することが多いので、高速道路が通行止めになることもあるのです。意外に思われるかもしれませんが、南国高知も雪が降ります、積もります。

さて、2月15日も全国各地で記録的な大雪になりました。雪の被害にあった地域のみなさまにお見舞い申し上げます。

 大雪となった15日、ポニーやミニホースが県立歴史民俗資料館(南国市岡豊山)にやってくるというので、いってみました。開催中の「おもちゃの牧場」展の関連企画、馬つながり、ということで・・・。歴民館の中庭にポニーたちが登場、子どもたちは大喜びでポニーに乗ったり、なでたり、と動物たちとのふれあいを楽しんでいました。(動物とふれあうことで癒される・・・アニマル・セラピーというそうです。)本物の馬を見たあとは、おもちゃの馬・・・ということで展示を見に行ったおともだちもいたようです。そのうち、歴民館のキャラクター「もとちか君」も登場!もとちか君は歴民館のイベントはもちろん、各地(県外も!)に出陣していますので、結構子どもには人気があるのです。

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ポニーの名前はりょうま君だそうです

                                      

                                            

 

 

 

 

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もとちか君と「えいえいおー!」

 

 午後は今日が初日の「黒井健 絵本原画の世界展」を訪ねて県立文学館(高知市丸ノ内)に行きました。初日ということで、黒井健さんの講演会とサイン会が開催され、多くのお客様が訪れていました。教科書でお馴染みの新見南吉『ごんぎつね』の挿絵(チラシになっています)のように、優しいタッチと色合いの作品が並び、見ているだけで心が和みます。午前中は動物にいやされ、午後は絵画作品にいやされました。

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初日の熱気が伝わってくるようです

 

 展示室内は写真撮影はできませんが、入口で「ごん」や「ころわん」と一緒に撮影することもできます。(私も撮ってみました。)最近は展覧会会場の外に写真コーナーがあり、記念撮影ができることも多くなっていますので、ぜひご利用ください。(とはいえ、一般に施設内や展覧会での写真撮影は禁止されている場合が多いので、必ず職員等にご確認ください。)

 

歴民館でポニー?、文学館で絵本の展示?、と聞いて一瞬「?」と思われる方もおられるかもしれません。でも、博物館ってなんか敷居が高そう、難しそう・・・という方には、「はじめの第一歩」を踏み出す、よいきっかけにはなると思います。「はじめてのミュージアム」を楽しんでいただけるよう、財団の各ミュージアムでは展覧会だけでなく、色々な催しや試みを行っています。HPやこの「財団ミュージアム見てある記」でもご紹介していきますので、ぜひ一度おこしくださいね!                                                

(文責 AK)

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ごんをなでているつもりが・・・身長が足りない!

            

 

 

 

 

 

 
 
 

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ころわんと同じような丸い顔

   

 

  

 

 

(写真提供 右・左とも高知県立文学館、2月17日撮影)

 

 

 

 

文化財団ミュージアム見てある記vol.1 歴民館「おもちゃの牧場」展&美術館

2014年02月13日 掲載

(公財)高知県文化財団は、県立美術館はじめ6つの文化施設の指定管理者として管理運営を行っています。古代の遺跡から最先端の芸術文化までが守備範囲!・・・というこの6つの文化施設、それぞれが色々な催しを行っていますが、この「文化財団見てある記」では、総務部某職員が「見て」「聞いて」ときには「体験して」、みなさまに県立文化施設をご紹介していきたいと思います。(不定期です・・・。)

記念すべき第1回目として、2月11日に県立歴史民俗資料館(南国市岡豊山)と県立美術館(高知市高須)に行ってきました。まずは、歴民館で開催中の「おもちゃの牧場」展へ。

 

歴民館には山崎茂さんからご寄贈いただいた12000点の郷土玩具資料があります。テーマを決めて展示を行っていますが、毎年お正月頃に開催される「干支」のおもちゃ展も山崎コレクションを基にしているのです。

さて、今年は馬年です。長野県の奈良井土鈴の馬の親子を使ったラブリーなポスターを目にした方も多いのではないでしょうか。この奈良井土鈴を始め、全国各地の馬の人形や土鈴などがたくさん展示されています。馬、という単一テーマでもこんなにバラエティがあるのか、と驚かされます。展示を担当した中村学芸員によると、馬のおもちゃは収蔵資料数が多く、同じように干支をモチーフにした郷土玩具でも、蛇や羊は少ないそうです。なんとなくわかる気もしますね。蛇はちょっと怖いし、羊は日本にあまりいなさそうだし・・・。

これが奈良井土鈴の馬の親子です

展示をみるだけでなく、歴民館の展示キャラクター「こうちくん」(なんと馬に扮している!)がクイズを出したり、実際に馬の郷土玩具を触ったりできるコーナーもあります。

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さらには、馬帽子をかぶり、馬(の乗り物)にまたがり記念撮影もできます。(私も挑戦してみました。)rekimin joba

 

  

現代の生活では、馬は乗馬か競馬、はたまた動物園でしか目にする機会がなくなっていますが、大昔から私達の生活に寄り添ってきた動物です。だからこそ、郷土玩具の数も多いのでしょう。馬と私たち日本人の関わりにも思いをはせた展覧会でした。

 ★    おもちゃの牧場展は3月9日まで開催中 →詳しくはこちらをクリック

 ★    2月15日 ポニーが歴民館にやってきます!詳しくはこちらをクリック

午後は県立美術館へ。“農民画家ミレー”の魅力をたっぷり堪能できる展覧会「ボストン美術館 ミレー展」が開催中です。会期終了間際には混雑必須!ゆっくり見るなら今でしょ!

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ミレー展をみて・・・・と行きたいところですが、今日のお目当ては石元泰博・フォトギャラリー「刻-moment-」展関連企画の講演会《石元作品に現れれる“とき”をめぐって》です。講師は増田玲さん(東京国立近代美術館写真室長)。会場に開演10分前に行くとほぼ満席でした!

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 (写真提供 高知県立美術館)

 

 

 

 

「刻」という日本語にあてられた英語がtimeではなくmomentであるのはなぜ?というお話から始まり、落葉、空き缶、雲、雪の足跡、人の流れ、水面・・・と『刻-moment-』で発表された被写体シリーズがいつ頃から、どの順番で撮影されたかを説明され、石元氏の関心が、不変のものから常に形を変えていくものに、変化それ自体に関心を持ったのでは?ということから、「刻」という言葉に、あえて「時」だけでなく「動き」という意味も持つmomentをあてたのではないか・・・、とお話されました。

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石元泰博・フォトギャラリー「刻-moment-」入口(写真提供:高知県立美術館)

 

 

 

★石元泰博・フォトギャラリー「刻-moment-」は3月1日まで開催中 →詳しい内容はこちらをクリック

 講演会を聞いて―当たり前の感想になりますが、説明を聞いてから再び鑑賞すると見方が変わってきます。もちろん、何の先入観なしに鑑賞するのも楽しく、面白いのですが、少し情報を入れるだけで作品との距離がぐっと縮まる感じがします。 

 

こうした講演会や会場内で学芸員による解説会は県立美術館だけでなく、県立歴民館、県立文学館などでも行われています。参加したことない、という方は一度参加されてはいかがですか?さらに展示を楽しく見ることができると思います。(埋蔵文化財センターでは発掘現場での説明会もたまに開催されています。)

 

◎講演会や展示解説の日時についてはチラシや各施設のホームページなどでご確認ください。参加は無料の場合がほとんどです。(ただし、施設への入場料や展覧会観覧料が必要な場合もありますので、必ずご確認ください。)

 

 *掲載した写真は記載のあるもの以外はブログ執筆者が撮影したものです。展示室内では施設の許可をいただいたうえで撮影しています。

                                                                           (文責 AK)